🏥**「介護保険だけでは足りない」**
— 支援の最適化を考える終末期ケア研修会
本日、桑員エリアの2次救急病院「もりえい病院」にて、終末期ケアに関する研修会を行いました。こころHSグループからは山口専務と小﨑統括本部長が参加しました。テーマは「介護保険制度の限界と、医療・福祉の連携による最適な支援体制の構築」。
今回は、もりえい病院看護部の皆様の貴重な時間をいただき、こころHSグループの「終末期ケアチーム」にも属している小﨑統括本部長が登壇させていただきました。そして、在宅療養の現場のリアルな課題と工夫を共有しました。
📊 要介護度だけでは見えない支援の全体像
介護保険サービスは、要介護度によって利用できる量が大きく異なります。軽度認定では支援の選択肢が限られ、必要なサービスが十分に届かないこともあります。
特に医療的ケアが必要な場合、訪問看護などの支援が不可欠ですが、介護保険の単位数を圧迫してしまい、他のサービスの利用頻度を下げざるを得ないという現実も。
💡 医療保険・難病助成・障がいサービスの活用を
がんの末期など、別表7に該当する疾患がある場合、訪問看護が医療保険に切り替わることで、介護保険の枠を他のサービスに回すことが可能になります。
また、指定難病の方には医療費助成制度があり、自己負担の軽減が図れる点も重要です。
👉 支援を考えるうえでは、「要介護度」だけでなく、疾患名や医療的背景、制度の適用範囲を早期に把握することがカギになります。
🏠 入院時スクリーニングと在宅チームの連携
もりえい病院には、急性期疾患を抱えた多くの方が入院されます。再入院を防ぐためにも、入院時からのスクリーニングと、退院後を見据えた在宅チームとの連携が不可欠です。
一方で、緩和ケア病棟は末期がんの方にとって、安心して過ごせる大切な場所。医療と介護が連携し、最期まで「その人らしく」過ごせる支援体制を整えていく必要があります。
🤝 支援者同士のつながりが、支援の質を高める
今回の研修会を通じて、もりえい病院看護部の皆様とこころHSグループのスタッフが顔の見える関係を築けたことは、今後の支援にとって大きな一歩です。
ありがとうございました!
